フェイスブック・アーカイブ

斎藤清のふだん着のライフスタイル、斎藤清のクリエイティビティ、斎藤清美術館の企画展ニュース、ニュー美術館への実験的こころみ、斎藤清の町やないづ、アート・リラクゼーションの町やないづなど、こうした多彩な情報を斎藤清作品を通して発信して行こうと、斎藤清美術館公式フェイスブックはスタートしました。
第1回目は、2014年9月17日(水曜日)でした。

「フェイスブック・アーカイブ」では、スタート時から現在までの投稿テキストの中から、アクセス数の多かったコンテンツを中心にピックアップしてアーカイブとしました。
まとめて読んでみると、当時のことが手に取るように思い出され、ここから新たな夢、新たな企画が立ち上がってくるようです。
(一部、加筆修正しました)

2017年3月22日(水曜日)

斎藤清作品の原風景の町、柳津&三島町。
斎藤清美術館公式HPの「ウェルカム・トゥ・奥会津」と連動している小冊子「KIYOSHI TOWN」が完成しました。

その小冊子のイントロ:
   ●
斎藤清の町、会津柳津。その隣町、三島町。
この二つの町は、風土といい、特産物といい、まるで姉妹町のよう。
斎藤清も多くの柳津、多くの三島町を版画で描き、
その原風景の多くはいまだ健在です。

1987年、斎藤清は長年住みなれた湘南鎌倉から
故郷の福島県会津柳津町に居を移し、
ここを生活の場、創作の場としました。

会津柳津に戻った斎藤清は、
以前から描き続けていた会津の冬、さつきの会津、柿の会津などの
会津シリーズをもっと深めようと、
柳津の町、三島町、奥会津をスケッチブックを携えて散策しました。
このエリアを「Kiyoshi Town」と呼びたくなります。
   ●
斎藤清美術館のある町、奥会津も、もうすぐ春です。
4月4日(火)からは、アニバーサリー・イヤーならではの斎藤清版画展「BEST OF THE BEST」第1部もスタートです。
秘湯、絶景、散策など、アート・リラクゼーションをお楽しみください。
https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/visit/welcome-to-okuaizu/

2017年3月15日(水曜日)

斎藤清美術館内に、「斎藤清スケッチポイント観光推進協議会」が発足しました。

斎藤清美術館のある町/奥会津には、斎藤清作品の原風景があちこちにいまだ健在です。
美術館帰りに、あるいは美術館を訪れる前に、こうした原風景スポットを散策して、斎藤清の町やないづ、その隣町の三島町を楽しんでいただければと思っています。

斎藤清美術館公式HPの「VISIT US」には、「ウェルカム・トゥ・奥会津」がアップされています。
https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/visit/welcome-to-okuaizu/

また、その小冊子も現在制作中です。タイトルは「KIYOSHI TOWN」。
ペーパーバック・サイズですから、ポケットにもポシェットにも入り、奥会津を楽しむいわば入門冊子といえるかも知れません。奥会津にある斎藤清美術館のこと、奥会津で開催される特別企画展「ムンク&斎藤清」展のこと、そして奥会津の町、奥会津の秘湯など、目で見ても、読んでも素敵なガイドブックです。

小冊子「KIYOSHI TOWN」を待ちきれない方は、HPをどうぞ。
https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/visit/welcome-to-okuaizu/yanaizu3/
https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/visit/welcome-to-okuaizu/mishima2/

今回は、奥会津を描いた斎藤清作品をご紹介します。

さつきの会津(10) 1994年 木版画

庭 秋の会津 1972年 木版画

2017年3月12日(日曜日)

ただいま、会津の斎藤清美術館では、アートに関心のあるスタッフ3名を募集しています。

2017年は、斎藤清美術館創立20周年、斎藤清没後20周年。
そのアニバーサリー・イヤーにふさわしく、今秋10月にはノルウェー王国大使館後援のもと、ノルウェーの世界的画家&版画家エドヴァルド・ムンクと、世界的版画家斎藤清との特別企画展「ムンク&斎藤清」展を開催します。
斎藤清美術館は、いくつものストラテジックな企画を実行しながら、時代と向き合う新しいスタイルの美術館でありたいと考えています。今回、斎藤清美術館が求める方々は次の通りです。
ふるってご応募ください。

●受付スタッフ(2名):
1970年4月2日から1999年4月1日生まれの方。
雇用期間は、2017年4月1日から1年間。地方公務員としての採用となります。
(申し込み期限:2017年3月31日(金)
受付時間午前8時30分〜午後5時15分

●アート作品制作・ワークショップ運営スタッフ(1名):
美術館において自身のアート制作活動と同時に、展示やワークションプ・美術館イベントの企画運営のお手伝いができる方。
現在年齢20歳以上、都市圏にお住いの方。
雇用期間は、雇用開始日から1〜3年。
雇用期間中の住居借上げ・自家用車の提供支援あり
(申し込み期限:2017年4月30日(日))

お問い合わせ先/斎藤清美術館
福島県河沼郡柳津町柳津字下平 187
TEL 0241-42-3630
FAX 0241-42-3631
e-mail bijutsu@town.yanaizu.fukushima.jp

作品は、斎藤清が描いた春夏秋冬の会津エリアです。

会津の春 1974年 木版画

裏磐梯 青沼 1955年 木版画

稔りの会津 (牧場) 1976年 木版画

会津の冬 (80) 柳津 1989年 木版画

2017年2月18日(金曜日)

昨年秋、斎藤清美術館では、新進の日本画家大平由香里さんをお招きし、約1ヶ月間美術館に滞在していただき日本画公開制作イベントを開催しました。
すでに完成した作品ではなく、制作途中にある作品を進行形でお見せするという試みは、とても刺激的で、好評でした。

そしていま、装いも新たに、公開制作「第2回斎藤清美術館アート・イン・レジデンス」が開催中です。
今回は、筑波大学大学院修了(油絵)して間もない幣島正彦さん。斎藤清美術館のアートプロジェクト推進室で活動するかたわら、新進の画家としても大いに期待されています。
幣島さんは、館内の多目的ルームをアトリエにして、斎藤清の代表作「会津の冬」シリーズ115点に着想を得て、奥会津のトンネルや国道などをモチーフに「柳津の冬」の制作に取り組んでいます。

学校帰りの中学生や近所の子どもたちも、幣島さんのアトリエにやってきて、いろいろ質問をしたり、話をしたり、驚いたり、即興のギャラリートークが始まることもしばしばです。

ただいま、斎藤清美術館では、斎藤清版画展「『白』からはじまる」開催中です。
幣島さんの「第2回斎藤清美術館アート・イン・レジデンス」と同じ、3月20日(月)までです。

2017年2月11日(土曜日)

もう、ご存知の方も多いかも知れませんが、2017年は斎藤清没後20年、斎藤清美術館開館20周年です。
こうしたアニバーサリーもありまして、斎藤清美術館には複数もの美術館から斎藤清企画展開催の出品依頼が相次いでおります。
各地の美術館で、斎藤清版画展が開催されることは、やはり嬉しいですね。
現在は、山口県周南市の周南市美術博物館さんにおきまして、「斎藤清の世界」展が開催されております。公立ミュージアムでは初登場の作品もあり、希少な企画展と言えましょう。2月19日(日)までです。
http://s-bunka.jp/bihaku/

また、昨年に引き続き、斎藤清作品集の発刊準備もしております。春には、斬新な企画とともに、皆さまへお届けしたいと考えております。

そして、今秋10月7日(土)から10月29日(日)までは、斎藤清美術館にてノルウェー王国大使館後援のもと、特別企画展「ムンク&斎藤清」展が開催されます。
その準備のため、現地ノルウェーとコンタクトを取り、より素晴らしい「ムンク&斎藤清」展にすべく、現地からの協力を最大限活用したいと日夜、文字通り時差の関係で、昼となく夜となくコミュニケーションをしております。

新しい年が明けてからすでに一月が経過し、2月ももうすぐ半ば。毎日が慌ただしく過ぎていきます。
そんな時です、来館者の方々に紛れて、あるいは誰もいなくなった館内で、開催中の斎藤清版画展「『白』からはじまる」を心いくまで愉しみ、心身のリフレッシュをはかっています。

引き続き、点景にフォーカスした白い郷/灯る色彩「会津の冬」をお届けします。

会津の冬(64) 坂下町宇内 1986年 木版画

会津の冬 (82)柳津 1989年 木版画

会津の冬(67) 坂下立木観音 1987年 木版画

会津の冬(93) 金山町 1991年 木版画

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