ウェルカム・トゥ・奥会津

福満虚空蔵菩薩 圓蔵寺を中心に栄えた門前町、柳津。
古くから宿坊として栄え、いまは温泉町として旅人をお迎えしています。
歴史と美しい自然が織りなす柳津ウォークをどうぞ。

門前に軒をつらねた宿坊、柳津温泉。

その昔、柳津温泉は、宿坊町でした。
福満虚空蔵菩薩 圓蔵寺境内から引き湯をし、それゆえ霊泉とも言われ、その門前に軒を連ねていた宿坊が温泉旅館へと姿を変え、柳津温泉となりました。いまでも、そこかしこに当時の面影を残しています。

★あづまや Tel: 0241-42-2250
★旅館内田屋 Tel: 0241-42-2021
★瀞流の宿かわち Tel: 0241-42-2600
★花ホテル滝のや Tel: 0241-42-2010
★月本旅館 Tel: 0241-42-2233
★河畔の宿月見亭 Tel: 0241-42-2348
★つきみが丘町民センター Tel: 0241-42-2302

古事記の時代までさかのぼる、西山温泉。

只見川の支流・滝谷川沿いの山間にたたずむ温泉郷、西山温泉。
その歴史は古く、なんと古事記の時代までさかのぼり、神の隠れ湯という言い伝えもある秘湯の里です。
この秘湯を守り続けているのが5件の湯宿と、柳津町営の日帰り温泉施設せいざん荘。それぞれの湯宿には、それぞれ異なる源泉があり、その効能もさまざまです。
八つの源泉すべてに入浴すれば、万病もいっぺんに吹っ飛ぶ「神の湯」という言い伝えもあるほど。老沢温泉には温泉神社も祀られています。神ってます、ね。

★老沢温泉旅館 Tel: 0241-43-2014
★下の湯 Tel: 0241-43-2021
★旅館新湯 Tel: 0241-43-2024
★滝の湯旅館 Tel: 0241-43-2311
★旅館中の湯 Tel: 0241-43-2424
★西山温泉山村公園せいざん荘 Tel: 0241-43-2727

温泉三昧、おトクな湯めぐり道中手形。

1手形1,000円です、「湯めぐり道中手形」。
これは、柳津町にある数々の温泉を少しでも多く楽しんでいただこうと、柳津温泉と西山温泉の加盟施設11軒の中から、お好きな3軒を選んでおトクに入浴できる手形です。
有効期間は、購入日から6ヶ月後の末日まで。
詳しくは、つきみが丘町民センター Tel: 0241-42-2302
http://akabeko.info

ちょっと非日常、
久保田三十三観音で野仏めぐり。

日本の原風景、美しい棚田が横たわる、久保田地区。
ここの小高い丘陵の観音山には、三十三体の石の観音菩薩が安置され、最近では県内外から仏像ガールたちもやってきます。
1818年、江戸時代、この地区の人々は願いを込めて一戸一体の石の観音像を刻みました。
それを一周234メートル、5〜6メートル間隔で、聖観音、如意輪観音、千手観音、マリア観音など三十三体の観音石像として安置し、「まわり観音」とも呼んでいました。
毎年4月29日には、「観音様まつり」が開催され、安産と健康を祈って観音信仰の和を受け継いでいます。

つむじ曲がりな雪解け水、つむじ倉滝。

博士山麓をえぐる瀑布群の中では最大級です、その名は「つむじ倉滝」。
博士山の雪解け水は、上段25メートル、下段60メートルの2段滝となって真っ逆さまに。滝つぼ付近では虹がかかり、ダイナミックでファンタジー、とても幻想的です。
つむじ倉滝のつむじとは、つむじ曲がりの意味、倉は岩場のこと。つむじ倉滝へは、国道252号を途中左折して西山温泉、昭和村方面へ。ここで、寄り道して、滝見物を後回しにして、先に温泉に入ってしまうのも。。。つむじ曲がりですし、ね。

山ガールも注目しはじめた、博士山登山。

柳津町の最高峰、博士山1,482メートル。
博士山の語源は、いにしえの頃、大和朝廷が東北をおさめる際、太刀を腰に佩(は)いて峰伝いに通ったことから、この地を「佩かせ」と呼び、転じて「博士」になったという説があります。
日本書紀に出てくる大和朝廷の歴史のワンシーンが会津のこの地でも繰り広げられた証かも知れません。
博士山へのルートは2つです。博士沢からアズマシャクナゲなどの深い樹林を直登する「道海泣き尾根」と、主尾根上をまっすぐたどる「近洞寺尾根」。
登山時期は、5月上旬〜11月上旬。

TOP