企画展のご案内

開催中の企画展

斎藤清と会津の画家たちの交流の軌跡をたどる。「会津人士交流録-斎藤清と会津の画家たち」開催。

会期 2023年12月23日(土)ー2024年3月24日(日)※会期中、展示替あり。 : 場所 斎藤清美術館第1展示室

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幼少時に北海道に移住して以来、東京・鎌倉と生まれ故郷である会津から遠く離れた地で暮らしていた斎藤清。しかし会津との縁は切れることなく、同郷の人々と様々な関わりを持ち続けました。彼らがきっかけとなって新たな表現技法と出会うなど、斎藤の創作にも重要な影響を及ぼした、会津の画家たち。本展では、特に春日部たすくと角田行夫に着目します。ともに、「みずゑのまち」と称された会津若松市出身の画家であり、自身の制作にのみまい進するだけでなく、会津地域の文化振興にも多大な関心を寄せ、その活動を通して斎藤と出会い、親交を深めました。会津若松市が所蔵する春日部・角田の貴重な名品も紹介しながら、斎藤と両氏の交流の軌跡をたどります。

【会期】
chapter.1 春日部たすく 2023年12月23日(土)~2024年2月4日(日)
chapter.2 角田 行夫  2024年2月10日(土)~3月24日(日)
9:00~16:30(入館は16:00まで)

【休館日】
・年末年始(12月29日~1月3日)
・展示替(2月5日~9日) 
・月曜日(ただし、1月8日、2月12日は開館)
・振替休館(1月9日、2月13日)

【観覧料】 
一般    510円(410円)
高・大学生 300円(200円)
中学生以下無料
※( )は15名以上の団体料金

【ギャラリートークのご案内】
会期中の第2・4日曜日及び、2024年2月12日、23日、3月20日
14:00~(30分程度)

過去の企画展

10月7日より、秋季企画展「絵の中にしかない、風景」開催します!

会期 2023年10月7日(土)ー12月10日(日) : 場所 斎藤清美術館第1展示室

画像をクリックするとPDFが開きます。

絵画には、「記録」「記憶」という側面があります。

古き日本の姿がそこかしこに残る、会津。
それでも、やはり変化の波は確実に押し寄せており、
写真をはじめ記録媒体が発達し続ける現代においてさえ、
姿を消していくものたちがあります。
そうした中、斎藤清という画家のまなざしを捉えることで、
作品の中で生き続けている風景があるのです。

斎藤清がのこした、美しい証人たち。
彼らを通して、
もはや現実には存在しない会津の風物に、
今秋、出会ってみませんか。

【会期】
2023年10月7日(土)~12月10日(日) 
9:00~16:30(入館は16:00まで)
月曜日休館(ただし、10月9日は開館、翌10日休館)

【観覧料】 
一般510円(410円) 高・大学生300円(200円) 中学生以下無料
※( )は15名以上の団体料金

【同時開催】
斎藤清が描いた縄文
詳細は、コチラ!

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今夏の斎藤清美術館は…こどもとたのしむ こどもがたのしむ! 

会期 2023年7月15日(土)ー9月24日(日) : 場所 斎藤清美術館第1展示室・アートテラス・ライブラリーコーナー


2023年夏。当館は、
「こどもとたのしむ こどもがたのしむ さいとうきよしびじゅつかん」に!

さいとうきよしさんの絵をながめたり。
おおきな紙におえかきしたり。
しゃぼんだまやスライムづくりにちょうせんしたり-
さいとうきよしびじゅつかんで、
たのしいおもいでをいっぱい作ってほしいです。

【会期】
2023年7月15日(土)~9月24日(日) 
9:00~16:30(入館は16:00まで)
月曜日休館(ただし、7月17日、9月18日は開館、7月18日、9月19日休館)

【観覧料】 
中学生以下のみなさんは、無料です。

高・大学生 300円(200円)
一般    510円(410円)  
※( )は15名以上の団体料金

出品作品のリストは、コチラ!

おとなのみなさまへ:

こどもだったころ。美術館は、どんな場所でしたか?
楽しかったですか。面白かったですか。
それとも…つまらないところでしたか。

それはなぜでしょう?

「おとなしくしていなさい」「さわっちゃだめ」「静かにしなさい」
そんなことばかり言われて。
緊張しながら見ていた…からではないですか?

今の私たちもそう。
作品を守りたい。こころゆくまで作品を味わってほしい。
そんな思いから、絵を見ているこどもたちに、
「走るな」「触るな」「しゃべらない」…

でも、これって、どうなんだろう。
美術は、美術館は、本来とても楽しいもの。
それを伝えるべきはずの私たちが、
まったく逆の、「楽しくない」と思わせてしまうようなことを、
こどもたちにしているような気がするのです。

「美術は、美術館は楽しい」と、まず感じてほしい。

そこで。
今年の夏、斎藤清美術館が考えるのは、こどものためのあり方。
守ってほしいことはあるけれど、
まずは、こどもたちが思い思いに作品と向き合い、
感じたことを自由に口にし、語り合うことを想定しています。

作品が低くて、見づらいな…と思われるかもしれません。
なんだか、騒がしいな…と感じてしまうかもしれません。

でも、どうかご理解をいただき、ご協力をお願いしたいのです。
難しいことではありません。
思い思いに作品と向き合い、感じたことを自由に口にし、語り合う。
こどもたちといっしょに。
ぜひ、たのしんでご覧になってください。

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2023年度春季企画展「斎藤清 マチエールの冒険」

会期 2023年4月22日(土)ー7月2日(日) : 場所 斎藤清美術館第1展示室・ライブラリーコーナー

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「版画に新しい効果、マチエールという奴、それを持って来た点は随分買われるべきだ」 恩地孝四郎(「斎藤清との対話」)

「描く」に、「彫る」・「摺る」という行為が加わる、版画。
一枚の作品ができ上がる過程で、様々な材料や道具が介在します。
それゆえ、かかる手間と時間は何倍にも。
そして… それらがもたらす表現の豊かさもまた。

そんな版画の特質を深く理解し、
生涯その可能性を追求し続けた画家が、斎藤清。
「シンプルであること」を制作のモットーとしつつ、
版材や画材が生み出すマチエールを駆使して、
多彩なイメージを紡ぎ出していくのです。

水の流れ、雪の重み、
猫のしなやかさ、樹幹がはらむ生命感、
渦巻く想いを内に秘めた肉体…
単純でありながら複雑、シンプルにしてリアル。
版画という技法が育んだ、
唯一無二の絵画世界へ、分け入ってみませんか。

【会期】
2023年4月22日(土)~7月2日(日) 
9:00~16:30(入館は16:00まで)
月曜日休館(ただし、5月1日は開館)

【観覧料】 
一般510円(410円) 高・大学生300円(200円) 中学生以下無料
※( )は15名以上の団体料金

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斎藤清美術館開館25周年特別企画「大コレクション展」

会期 2022年4月23日(土)ー2023年4月2日(日) : 場所 斎藤清美術館第1展示室・ライブラリーコーナー

2022年は、斎藤清美術館が開館して25年目。
この節目の年に、当館では、
所蔵する作品・資料類を、1年かけて一挙公開する
「大コレクション展」を開催いたします。

今も成長し続ける当館のコレクションは、
作品に関連資料類も含めると、約1,000点を数えます。
「会津の冬」シリーズや「かすみ慈愛」(1991年)といった代表作・人気作品はもちろんのこと、
版木やコラグラフ原版など当館にしかない貴重な資料や、
中には、これまで一度もご紹介したことのないものも。
そのすべてを、全4期11のテーマで紹介します。

「すべて」を知ったとき、画家・斎藤清の、「描くこと」に対する深い想いが見えてくる。
全会期、ぜひお見逃しなく!

【11のテーマと各会期】
 第Ⅰ期 追求し続けた、構図と形(フォルム)
  vol.1 「究極の単純化」を求めて
      2022年4月23日(土)- 5月22日(日)
  vol.2 「もやもや線」の発見
      5月28日(土)- 6月19日(日)
  vol.3 そして、影が生まれた
      6月25日(土)- 7月18日(月・祝)

‰
《雨のミシガン》 1956年 紙、木版(vol.1 出品)


《ヌード(G)》 1966年 紙、木版(vol.2 出品)


《扉 英勝寺 鎌倉》 1984年 紙、木版(vol.3 出品)

 第Ⅱ期 旅する画家
  vol.4 来て、見て、描いた 世界編 
      7月23日(土)- 8月21日(日)
  vol.5 来て、見て、描いた 日本編 
      8月27日(日)- 9月25日(日)



上:《ニューヨーク(B》 1963年 紙、木版
下:《ニューヨーク(B)》のスケッチ 1962年 紙、鉛筆・着彩
(ともに、vol.4 出品)


《佐渡》 1970年 紙本墨画(vol.5 出品)

第Ⅲ期 会津人にして、異郷人
 vol.6 会津(ふるさと)へのまなざし    
     10月 1日(土)- 10月23日(日)
 vol.7 会津人への想い           
     10月29日(土)- 11月20日(日)
 vol.8 会津の冬 イメージの変化が語るもの
     11月26日(土)- 12月25日(日)


《稔りの会津(10)》 1988年 紙、木版(vol.6 出品)

‰
《さつきの会津(6)》 1992年 紙、木版(vol.7 出品)


《会津の冬(71)若松》 1987年 紙、木版(vol.8 出品)

第Ⅳ期 昇華するテーマ、不断の画業
 vol.9 Tenderness 慈愛
     2023年1月4日(水)- 29日(日)
 vol.10 KYOTO 古都を描くということ
     2月4日(土)- 26日(日)
 vol.11 Flower × Woman 
     3月4日(土)- 4月2日(日)

‰
《かすみ 慈愛》 1991年 紙、木版(vol.9 出品)


《桂(京都)》 1974年 紙、木版(vol.10 出品)


《花と少女(5)》 1971年 紙、木版(vol.11 出品)

【すべてをご覧になった方に、豪華プレゼント!】
 「大コレクション展」では、スタンプラリーを開催。
 全11回すべてのスタンプを集めた方には、豪華プレゼントを進呈します。
 全部集められなくても、獲得したスタンプ数に応じ、プレゼントをご用意しています。
 詳細は、「大コレクション展」リーフレット(4月23日より美術館受付で配布開始)でご確認ください。

※新型コロナウィルス感染症拡散防止のため、開催期間が変更・中止になる場合がございます。
 その際は、当館HP等でお知らせいたします。
 ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。

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