ウェルカム・トゥ・奥会津

三島町は、桐の里。
尾瀬を源流とする只見川沿いにある山間の町です。
渓谷と鉄道が織りなす、日本屈指の絶景に驚嘆してください。

桐ダンス、桐の弁当箱、桐のマウスパッドなど、
桐の里、三島町。

三島町といえば、昔から「桐の里」として有名です。
桐ダンスをはじめ、桐下駄、桐のまな板、桐の弁当箱、桐炭、最近では桐のマウスパッドなども人気です。
会津には、女の子が生まれると桐を植える風習があり、嫁入り箪笥の材料として大切に育てられたという歴史があります。会津桐は、1,600年頃から植栽され、桐とは長い長〜い付き合いをしています。
なかでも、三島の桐は、こだわりの日本一の会津桐です。
雪深い三島町で手塩にかけて育てられた桐の原木は、製材後2〜3年の年月をかけて、乾燥、シブ拔きなどを繰り返して淘汰され、耐え抜いた強い板だけが用いられ、それぞれの桐製品を作っています。
道の駅「尾瀬街道みしま宿」などで、三島の桐の極上材質、光沢を目にしてください。

「作り手から使い手へ」をテーマに、
ふるさと会津工人まつり。

三島町は、ものづくりが盛んです。
季節が秋から冬へと変わると、農作業を終えた人々は自然の素材でものづくり、生活道具づくりをはじめます。
この町では、ものづくりに励む作り手を「工人(こうじん)」と呼んでいます。

こうした中、1986年、三島町生活工芸館の開館と同時に、「ふるさと会津工人まつり」がスタートしました。
作り手は、自分が作ったものがどんな人に使ってもらえるのかを楽しみに待ち、
使い手は、どんな人がどんな思いを込めて作ったのかを知りたいと願います。
作り手と使い手が直接会ってものづくりの話をする場、作り手の心と使う人たちの心が触れ合える場、それがふるさと会津工人まつりです。
ここには、全国から約150店の作り手が集合し、いまや奥会津を代表するイベントにまで成長しました。
三島町の編み組細工(山ブドウ、ヒロロ、マタタビ細工)をはじめ、各地の編み組細工、木工、陶芸、ガラス、皮、金属加工などを制作する工人さんたちが自らの作品、製品を持ち寄ってお店に並べます。参加者も2万人を超えます。

★三島町生活工芸館 Tel: 0241-48-5502

★ふるさと会津工人まつりの日程に合わせて、「てわっさの里まつり」も開催されます。町の中心エリア宮下地区のメインストリートを中心に、書や絵画、写真や編み組細工など、地元と県内外から集まった工人さんの店が並びます。

情報発信地、道の駅「尾瀬街道みしま宿」。

奥会津三島町の玄関口、道の駅「尾瀬街道みしま宿」。
特産品コーナーには、三島町産の会津地鶏や桐製品をはじめ、奥会津編み組細工や、地元の人が育てた採れたて野菜、会津の山菜、周辺町村のこだわり特産物などが豊富に並んでいます。
また、ここは、観光客の最初の休憩地点であり、只見川と山あいの集落を望む絶景ポイントでもあり、地域案内やイベント情報などの発信地でもあるんです。

★道の駅「尾瀬街道みしま宿」 Tel: 0241-48-5677

美しい路線第1位のビューポイント、
只見線第1~第3鉄橋。

JR只見線は、福島県会津若松駅から新潟県小出駅までを結ぶ全長135.2 kmの単線鉄道です。
車窓からは、変化に満ちた美しい風景をエンジョイでき、雑誌や新聞の調査でたびたび景観の美しい路線第1位にも輝いています。
また、只見川にかかる第1鉄橋、第2鉄橋、第3鉄橋を見渡せる絶景ポイントには、多くのカメラマンが訪れることでも有名。新緑、盛夏、紅葉の季節には窓のない「風っこ奥会津号」が運行され、シーズンによっては人気の「SL只見線奥会津号」が運行されます。

※2017年3月現在、会津川口駅―只見駅間は不通となっています。

当ページの写真は、三島町並びに三島町観光協会公式ホームページから提供を受けております。
写真撮影:奥会津郷土写真家・星賢孝

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