ウェルカム・トゥ・奥会津

福満虚空蔵菩薩 圓蔵寺を中心に栄えた門前町、柳津。
古くから宿坊として栄え、いまは温泉町として旅人をお迎えしています。
歴史と美しい自然が織りなす柳津ウォークをどうぞ。

全国区人気の「赤べこ」、発祥地は柳津。

赤べこの発祥地は、門前町の柳津です。
圓藏寺境内には撫牛像がありますが、これが「赤べこ」の由来となっています。
いまから400年ほど前、1611年に起きた大地震は柳津にも大きな被害をもたらし、圓藏寺の虚空蔵堂をはじめ、僧舎や民家の多くが倒壊しました。
その後、虚空蔵堂(本堂)の再建ということになりましたが、これが想像以上の難事業で途方に暮れていました。そんな時です、どこからともなく力強い赤毛の牛の群れが現れ、只見川から巌上まで巨木を運ぶなど、その大活躍によって見事再建がなされたとのことです。
いまでも、幸せを運ぶ民芸品として愛されています。
お土産に、赤べこ一頭、いかがでしょう。

災難にアワないようにと、柳津名物あわまんじゅう。

粒アン派の人たちが、こしアンの美味しさに気づいた和菓子、あわまんじゅう。
いまから約180年前、圓藏寺とその界隈が相次ぐ災害に見舞われ、人々は困り果てていました。
そんな中、もう二度と災害、災難に「アワ」ないようにと粟を用いてまんじゅうを作り、それを福満虚空藏菩薩へお供えしたのが起源とされています。
その後、おまんじゅう屋さんの努力によって、現在の美味しいあわまんじゅう・レシピが誕生し、柳津名物として親しまれています。
首都圏の物産展などでも、あわまんじゅうファンが増えてきました。粟には、こしアンが絶妙のハーモニーなんです。

★小池菓子舗 Tel: 0241-42-2554
★いなばや菓子店 Tel: 0241-42-2511
★はせ川屋 Tel: 0241-42-2383
★岩井屋 Tel: 0241-42-2107

ミリ単位の伝統工芸品、ミラクル微細彫刻。

世界に誇る職人技です、柳津の微細彫刻。
胡桃や胡麻、銀杏の殻をお堂に見立てて、その中で小さな小さなミリ単位の恵比寿大黒様や七福神、十二支の守り本尊様がやさしい表情で微笑んでいます。
その大きさは、わずか0.2〜3.5センチほど。ルーペで覗かないと表情が見えない極小像もあり、どのようにして彫るのか、思わず哲学してしまいます。
微細彫刻は、およそ400年ほど前から受継がれ、いまでは富山工房がその技術を継承しています。縁起を担いだ伝統工芸品です。

★富山工房 Tel: 0241-42-2066

柳津新そばまつりか、柳津B級グルメか。

福満虚空蔵菩薩の古い寺史には、柳津のそばについて記されています。
柳津の博士山をはじめ、周囲の自然豊かな山々は夏も冷涼な高冷地で、そばの育成にはまたとない環境とのこと。そばどころ会津の中でも、柳津は特筆に値します。
秋には、地元の人たちによる挽きたて・打ちたて・茹でたての新そばまつりが開催されます。他所の新そばまつりと食べ比べていただきたいほどです。

そばまつりのお問合せは柳津町商工会 Tel: 0241-42-2552

最近、おそば同様に話題になっているのが「柳津B級グルメ」です。ソースカツ丼、田舎料理バイキングなど、味はA級、値段はB級、満足感は超A級、これが「柳津B級グルメ」の真骨頂。ぜひ、召し上がれ。

ショッピングもリラクゼーションも、
道の駅「会津柳津」。

★清柳苑は、只見川流域の町村で運営している観光物産館です。
奥会津7町村の物産が勢揃い、販売しています。柳津産オリジナル・ジャム、オリジナル・ドレッシング、西山温泉たまごなど、柳津でしか手に入らない美味しいものがラインアップ。ここでは、そば打ち体験や、オリジナル・デザインの赤べこ絵付け体験もできます。
Tel: 0241-42-2324
http://yanaizu-kousya.info/seiryu.shtml

★ほっと in やないづは、清柳苑とともに道の駅に併設している憩の館です。
ここには、奥会津9エリアの温泉をテーマにした大きな足湯「湯足里(ゆとり)」があり、一年を通して無料開放しています。散策のあとに、おすすめです。
また、大人にも人気の縄文館も併設され、柳津の石生前遺跡で発掘された縄文土器が展示されています。出土品の大きさ、量とも県内最大級の縄文土器です。
Tel: 0241-41-1077

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