フェイスブック・アーカイブ

斎藤清のふだん着のライフスタイル、斎藤清のクリエイティビティ、斎藤清美術館の企画展ニュース、ニュー美術館への実験的こころみ、斎藤清の町やないづ、アート・リラクゼーションの町やないづなど、こうした多彩な情報を斎藤清作品を通して発信して行こうと、斎藤清美術館公式フェイスブックはスタートしました。
第1回目は、2014年9月17日(水曜日)でした。

「フェイスブック・アーカイブ」では、スタート時から現在までの投稿テキストの中から、アクセス数の多かったコンテンツを中心にピックアップしてアーカイブとしました。
まとめて読んでみると、当時のことが手に取るように思い出され、ここから新たな夢、新たな企画が立ち上がってくるようです。
(一部、加筆修正しました)

2017年10月27日(金曜日)

もう、しばらくの間、同一空間で、エドヴァルド・ムンク作品と斎藤清作品が相見えることはないかもしれません。
会津の斎藤清美術館で開催中のアニバーサリー特別企画「ムンク×斎藤清」展は、あと3日間、10月29日(日)までです。

ムンクと斎藤清の、絵の作り方、描き方、表現手法を見比べながらお楽しみください。

例えば、1890年前後、若いムンクを指導した著名な画家クローグ曰く、
「ムンクは物事の本質だけをとらえ、それだけを絵にしている。それ以外のことは彼にとって重要ではない。これが、ムンクが同じ世代から頭一つ出ている所以だ」。
ムンク美術館も、
「ムンクは、その時見ているものではなく、かつて見たものを描いている。覚えていればそのまま描き、忘れて見えなくなった部分は省いて描く。ムンクの作品がシンプルな描線や単純な色彩に見えるのはこうした理由から」。

これに対し、斎藤清も同じことを言っていました。
「ムンクの絵は、非常に複雑だけど、それを画面処理上ではマッス(塊)として表現していることに、自分と似たようなものを感じ、憧れもした」。
さらに、会津の冬についても、
「すべてを雪で覆いつくす会津の冬は、単純化の姿そのもの。冬は一番、絵になりやすい。白い雪が要らないところを消して、描きたいものだけを残してくれる」、と。

ムンクを知って斎藤清作品が好きになった方々も、斎藤清を通してムンク作品に親近感を抱いた方々もいらっしゃいました。
秋の会津、斎藤清美術館でお待ちしております。

特別企画「ムンク×斎藤清」展図録表紙。ミュージアムショップで発売中です。

2017年10月19日(木曜日)

残り10日間です、ご覧になりましたか?
ただいま、会津の斎藤清美術館にて、アニバーサリー特別企画「ムンクx斎藤清」展が開催中です。10月29日(日)まで。会期中は休館いたしません。

初日以来、県内外から多くの方々にご来館いただき、素敵なコメントもいただきました。
「クルマで5時間かけて行ったかいがありました」。
「感動をありがとう」。
「これを企画した方に感謝です」。
「会津でムンクに会えるとは思わなかった」。
「斎藤清の作品にかける激しさを知りました」、など。

この特別企画「ムンクx斎藤清」展の着想は、斎藤清が独学時に描いたムンクの作品「病める子」のデッサン、そしてムンクについて語った斎藤清の多くの語録でした。ここからすべてがはじまりました。
特に、1940年前後、斎藤清がエドヴァルド・ムンクの作品と初めて出会ったとき、「ムンクに対して、北欧的な幻想や夢に、同じ東北生まれの自分が同質感、共感を覚え、自然に引き寄せられていった」、と。
この言葉はとても印象深く、多くに方々に知ってほしいと思いました。
この言葉を現地ノルウェーの方々に伝えると、斎藤清の作品、斎藤清という人間、そして東北という北国に、とても親近感を持っていただくことにもなりました。

斎藤清のムンク作品との出会いからはじまって、ムンクへのトリビュート、スランプ時のムンクへの回帰、そしてムンクを超えて ──。このドラマチックなノン・フィクションに多くの方々が深い感銘、驚きを抱いたようです。
特別企画「ムンクx斎藤清」展、残すところあとわずかです。会津の斎藤清美術館でお会いしましょう。

特別企画「ムンクx斎藤清」展の新聞広告。

2017年10月16日(月曜日)

2017年は、斎藤清没後20年、斎藤清美術館開館20周年。
ただいま、会津の斎藤清美術館では、アニバーサリー特別企画「ムンクx斎藤清」展が開催中です。10月29日(日)まで。会期中は休館いたしません。
秋の1日、「ムンクを知って、もっと、斎藤清作品が好きになる」をお楽しみください。

会期中のイベント・スケジュールは、次の通りです。
★[カフェ・ムンク]
週替わりで県内実力焙煎マイスターをお招きして、週末カフェ・ムンクをオープン。
カフェには、現地オスロのムンク美術館協力のもと、ムンクの絵画「叫び」と、版画「叫び」を同時レプリカ展示。インスタ・チャンス!
会期中の土・日・祝日、10:00~15:00

★[ギャラリー・トーク]
ムンクを通して、新しい斎藤清を見つける。
世界的画家&版画家エドヴァルド・ムンクと、世界の版画家斎藤清との関係性を知るほど、特別企画「ムンクx斎藤清」展はドラマチックに感じるはずです。ぜひご参加ください。
10月28日(土) 14:00~ (要観覧券)

★[ワークショップ]
みんなで作るムンク『生命のフリーズ』組版画。
10月7日(土)〜10月29日(日)

おかげさまで、2018年版斎藤清オリジナルカレンダーも好評販売中です。

日曜日15日に行われました、[ミュージアム・パーティー]ムンクの国の味覚ノルウェーサーモン・フェスのシーンです。
お天気にもギリギリ恵まれ、笑顔に包まれた美味しいイベントとなりました。ありがとうございました。

2017年10月10日(火曜日)

斎藤清没後20年、斎藤清美術館開館20周年。
秋、会津の斎藤清美術館にて、アニバーサリー特別企画「ムンクx斎藤清」展がスタートしました。10月29日(日)までです。
この特別企画は、東北初のムンク版画展でもあり、斎藤清美術館開館以来初めての共同展ということもあって、初日から多勢の方々にご来館いただきました。

また、こんどの土曜日、日曜日には、アートの秋と食欲の秋にふさわしいイベントをご用意して、皆さまをお待ちしております。ぜひご参加ください。

●[ミュージアム・パーティー]ムンクの国の味覚サーモン・フェス
10月15日(日)、11:00~14:00 (整理券配布/ご入館先着200名様)
昨年に引き続き、ことしも「サーモン・フェス」を開催。
ムンクの国/北欧ノルウェーから届いたばかりの新鮮&最高級ノルウェーサーモンを食べ尽くすフェスティバルです。
特別企画「ムンクx斎藤清」展を見た後は、ノルウェーサーモンで食欲の秋を満喫してください。
なお、一部のチラシには、開催日が10月14日(土)となっておりますが、こんどの日曜日10月15日が正式開催日ですので、お間違いのないようにお願いいたします。

●[ギャラリー・トーク]ムンクを通して、新しい斎藤清を見つける
10月14日(土)/28日(土) 14:00~ (要観覧券)

●[カフェ]カフェ・ムンク
会期中の土・日・祝日開催、10:00~15:00

●[ワークショップ]みんなで作るムンク『生命のフリーズ』組版画
10月7日(土)からはじまりました。

サーモン・フェスご案内と、特別企画「ムンクx斎藤清」展の館内シーンです。

2017年10月7日(土曜日)

斎藤清没後20年、斎藤清美術館開館20周年。
きょう10月7日(土)から、会津の斎藤清美術館にて、アニバーサリー特別企画「ムンクx斎藤清」展がスタートしました。10月29日(日)までです。

これは、東北初のムンク版画展でもあり、東日本大震災復興支援の一環として、ノルウェー本国や福島県内外の多くの方々のご支援があってはじめて実現できた企画展です。
そして、オープニング初日ならではの、「ムンクと斎藤清」の素敵なスピーチ、ムンクの国ノルウェーのコンサート、カフェ・ムンクなど、楽しいイベントもご用意しました。

●[特別講演会]ムンクと斎藤清
10月7日(土)、14:00~15:00
講師/田中 正之氏 (武蔵野美術大学造形文化研究室教授)
田中教授は、日本のエドヴァルド・ムンク研究の第一人者。「ムンクを知って、もっと、斎藤清作品が好きになる」を実感してください。

●[ミュージアム・コンサート]ムンクとKiyoshiと音楽と
10月7日(土)、11:00〜、15:00〜
出演/ノルカルTOKYO (ノルウェーと東京のデュオ)
音楽だけでなく、ムンクの国ノルウェーと日本とをつなぐ架け橋としても注目のデュオ。演奏の合間のおしゃべりもお楽しみください。

●[カフェ]カフェ・ムンク
会期中の土・日・祝日開催、10:00~15:00
●[ワークショップ]みんなで作るムンク『生命のフリーズ』組版画
10月7日(土)からスタート。

斎藤清美術館でお待ちしております。

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