フェイスブック・アーカイブ

斎藤清のふだん着のライフスタイル、斎藤清のクリエイティビティ、斎藤清美術館の企画展ニュース、ニュー美術館への実験的こころみ、斎藤清の町やないづ、アート・リラクゼーションの町やないづなど、こうした多彩な情報を斎藤清作品を通して発信して行こうと、斎藤清美術館公式フェイスブックはスタートしました。
第1回目は、2014年9月17日(水曜日)でした。

「フェイスブック・アーカイブ」では、スタート時から現在までの投稿テキストの中から、アクセス数の多かったコンテンツを中心にピックアップしてアーカイブとしました。
まとめて読んでみると、当時のことが手に取るように思い出され、ここから新たな夢、新たな企画が立ち上がってくるようです。
(一部、加筆修正しました)

2018年7月18日(水曜日)

会津の斎藤清美術館では、台湾コネクション – 版画/蔵書票がつないだ、「台湾X斎藤清」展がいよいよスタートです。7月22日(日)から9月9日(日)まで。
なお、開催初日7月22日(日)は、開会式セレモニーのため、一般の方々の入場は正午12:00からとなります。

蔵書票とは、愛読している本や、大切にしている本の表紙裏などに貼付して、その本の所有者を示す小紙片のこと。わずか10センチ四方のサイズながら、その美しさは、まさに小さな芸術品です。

蔵書票は、国際的にはExlibris/エクスリブリスと称され、日本では明治時代以降、当時活躍していた版画家たちによって、一枚一枚丁寧に彫られ、時には手彩色まで施されました。
斎藤清と蔵書票との出会いは、太平洋戦争末期、版画家の恩地孝四郎宅を訪れた際、日本愛書会(日本書票協会の全身)の創設者であった志茂太郎から声をかけられたことがきっかけでした。
当初は、「小さい作品は自分には向かない」とのことでしたが、十数点の蔵書票を制作しました。

台湾コネクション展では、斎藤清の希少な蔵書票をはじめ、会津出身の文学者 西川満が台湾に持ち込んで、現地で大ブームとなった蔵書票文化、現地制作の貴重な蔵書票もあわせてご紹介します。「蔵書票」が育んだ日本と台湾の交流をお楽しみください。

斎藤清美術館と国立台湾文学館との初めての共同主催による企画展です。

2018年7月7日(土曜日)

七夕です。もうすぐ、夏休みです。
会津の斎藤清美術館では、夏の企画展「台湾コネクション」の準備の真っ只中です。
ひと足早く、その企画展ポスターをご紹介します。

台湾コネクション:
版画/蔵書票がつないだ、「台湾x斎藤清」展。
●2018年7月22日(日)〜9月9日(日)

「蔵書票」とは、本の表紙裏に貼付して、その本の所有者を示す小紙片のこと。
国際的には、Exlibris/エクスリブリスと称される。
日本では、明治時代以降、当時活躍していた版画家たちによって、木版画や銅版画などでこの蔵書票が手掛けられ、美術コレクションの対象にもなった。
わずか10センチ四方のサイズながら、その美しさは、まるで紙の宝石。
斎藤清 x 版画「蔵書票」展では、斎藤清の希少な蔵書票をはじめ、会津出身の文学者 西川満が台湾に持ち込んで、現地で大ブームとなった貴重な蔵書票もあわせてご紹介。
── 「蔵書票」が育んだ日本と台湾の交流もお楽しみください。

●主催/斎藤清美術館、国立台湾文学館(芸文交流台湾⇔会津プロジェクト企画展)

ただいま、斎藤清美術館では、プラチナ・モダーン – 斎藤清「雲母(きら)」展が開催中です。7月16日(月)まで、残り1週間となりました。お見逃しなく。

2018年6月20日(金曜日)

会津の斎藤清美術館では、身体をかがめたり、伸ばしたり、まるで有酸素運動のように屈伸する方々がいらっしゃいます。

ただいま、斎藤清美術館では、プラチナ・モダーン – 斎藤清「雲母(きら)」展が開催中です。
原画でなければ見えない、ポスターなどの印刷物では決して見ることができない斎藤清の「雲母(きら)」摺りの世界。
展示作品に近づいて、少しかがんだり、下から見上げたり、光との角度を変えることで、作品がキラキラきらめいたり、揺らいだり、その変化を楽しむことができます。そのせいでしょうか、大人だけでなくお子さまたちにも人気です。

雲母とは、ガラスのように光って、サカナの鱗のように薄くはがれる鉱石。「きら」「きらら」とも言います。
人々は、古くからこの不思議な鉱石に魅せられ、役者絵や美人画などの浮世絵の背景としても用いてきました。
斎藤清も、「雲母(きら)」を愛用した画家の一人でした。
単に綺麗に見せるためだけでなく、独特の光沢、色彩、質感などを作り出した斎藤清の雲母(きら)技術、これにフォーカスした企画展は、開館以来初めてです。
7月16日(月)まで。

なお、6月30日(土)午後2時から、ワークショップ/こどもキラ☆キラ探検隊が開催されます。お楽しみに。
最近、こどもパスポートを持って来館するお子さま、ご家族の方が増えてきました。ご希望の方には館内でお渡ししています。

■2018年4月20日(金曜日)

会津の斎藤清美術館では、春の新企画、プラチナ・モダーン – 斎藤清「雲母(きら)」展がスタート。4月21日(土)から7月16日(月)までです。

雲母とは、ガラスのようにキラキラ光って、サカナの鱗のように薄くはがれる鉱石。「きら」「きらら」とも言います。
人々は、古来から、この不思議な鉱石に魅せられ、さまざまなところに利用してきました。
例えば、和歌を書く紙の装飾として、壁紙として、あるいは役者絵や美人画などの浮世絵の背景として ──。

斎藤清も、雲母を愛用した画家の一人でした。
しかし、画面をキラキラと綺麗に見せるためではなく、雲母を細かく砕いて、銀鼠のような淡い光沢を創り出したり、硬質な輝きを放つ黒、青、白などに仕立てて、斎藤清の大胆なモダニズムの構図に、独特の色彩と質感、厚みをもたらしました。
これが斎藤清の「雲母(きら)摺り」、別名プラチナ・モダーン。

印刷物では決して見えてこない、実物と対峙して初めて見えてくる、斎藤清の雲母(きら)の世界。作品に近づいて身をかがめて眺めたり、下から見上げたり、ぜひご体感ください。
光り輝く季節の中、会津の斎藤清美術館でお待ちしております。

■2018年1月31日(水曜日)

美大生、帰国子女、文系の方、必見です。
ただいま、会津の斎藤清美術館では、美術館スタッフ2名を募集しています。
自薦他薦を問いませんので、お友だちなど身近に恰好な方がいらっしゃいましたら、この募集のニュースをお伝えください。

昨年2017年は、斎藤清美術館創立20周年、斎藤清没後20年でした。
そのアニバーサリーとして開催しました特別企画展「ムンク&斎藤清」は、記録ずくめの企画展となり大きなニュースとなりました。

斎藤清美術館は、これからもボーダレスな企画を立案しながら、時代と向き合う新しいスタイルの美術館でありたいと考えています。
2020年に向けてインバウンドをけん引し、アートにとどまらない地域の観光・経済のハブとなる美術館として、新しい地域情報や地域運営のビジネスモデルを発信していきます。
ご応募、お待ちしております。

●業務概要:
美術館でのワークションプやアートフェスをはじめ、各種イベントの企画運営、地域・海外への情報発信(インバウンド対策、ホームページ運営)、さらにブランディングなど、美術館業務の中から面談のうえ得意な分野を担当していただきます。

●募集対象:
2018年4月1日現在で年齢20歳以上(大学生又は院生可)で、下記に掲げる要件を満たす方。
(1) 美術館の運営や観光業務に関心があり、積極的な情報発信をしながら地域活性化に取組んで頂ける方。
(2) パソコンの基本ソフトの操作スキルと、インターネットの知識(ブログ、SNSなど)を有し、活用できる方。
(3) 応募時点で、政令指定都市、三大都市圏及び都市地域、その他諸条件を満たす地域に1年間以上在住(住民票を置いている)し、活動期間中、福島県柳津町へ住民票を異動させて生活拠点を移せる方。
(4) 心身ともに健康で、誠実に職務を行うことができる方。
(5) コミュニケーション力・創造力・発信力・連携力・判断力・協調性に優れ、責任感のある方。
(6) 普通自動車運転免許証を有する方。
(7) 町の条例及び規則等その他関係法令を遵守し、職務命令等に従うことができる方。

●勤務時間:
8:30~17:15(勤務時間帯、勤務日数はご相談ください)
●雇用形態:
1~3年間(最大3年間)
雇用期間中、乗用車を無償で貸与します。住宅斡旋・住宅補助あり。
●申込受付期間:
2018年02月01日~2018年02月14日

●審査方法:
履歴書及び面接による選考。まずは、任意の履歴書(提出日前3か月以内に撮影した写真を貼付)を送付してください。
エントリー期限/平成30年2月14日。面接は2月下旬を予定。内定通知は3月上旬。

●お問合せ先:
〒969-7201福島県河沼郡柳津町柳津字下平187
斎藤清美術館
電話:0241-42-3630(担当:田﨑)
e-mail:bijutsu@town.yanaizu.fukushima.jp
www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/

斎藤清が描いた会津の春夏秋冬です。

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