フェイスブック・アーカイブ

斎藤清のふだん着のライフスタイル、斎藤清のクリエイティビティ、斎藤清美術館の企画展ニュース、ニュー美術館への実験的こころみ、斎藤清の町やないづ、アート・リラクゼーションの町やないづなど、こうした多彩な情報を斎藤清作品を通して発信して行こうと、斎藤清美術館公式フェイスブックはスタートしました。
第1回目は、2014年9月17日(水曜日)でした。

「フェイスブック・アーカイブ」では、スタート時から現在までの投稿テキストの中から、アクセス数の多かったコンテンツを中心にピックアップしてアーカイブとしました。
まとめて読んでみると、当時のことが手に取るように思い出され、ここから新たな夢、新たな企画が立ち上がってくるようです。
(一部、加筆修正しました)

2016年11月2日(金曜日)

美術の秋と、食欲の秋が同居する斎藤清美術館です。
こんどの日曜日、11月6日午前10時から、斎藤清美術館ミュージアムパーティ 2016 Vol.3、秋の味覚ノルウェー大試食会「サーモンフェスティバル」がはじまります。

来年2017年の特別企画展「ムンク&斎藤清」展のプレイベントとしまして、ムンクの国ノルウェーから届いた新鮮&最高級ノルウェーサーモン、ノルウェー産タラバガニを食べていただこうと、ノルウェー大試食会「サーモンフェスティバル」を開催することになりました。
お腹をペコペコにして、ご参加ください。

「サーモンフェスティバル」メニューは:
・スモークサーモン
・タラバガニとサーモンの炭焼き
・オープンサンド
・あったかいノルウェー風スープ、など。
他にも、ノルウェーグッズが当たる大抽選会や、屋外DJなど、楽しさもフルコースです。
なお、メニューは、当日の材料や天候の状況により多少変更になる場合がありますので、予めご了承ください。
当日11月6日(日)、ご入館された先着100名様に限り、「サーモンフェスティバル」にご参加いただけます。お早めにどうぞ。

詳しくは、リニューアルされました斎藤清美術館公式HPをどうぞ。
www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/
●お問い合わせ:
斎藤清美術館 Tel: 0241-42-3630

タラバガニと起き上がりムンクのフォト提供は、ノルウェー政府観光局/ムンク・トリビュート
撮影:N. Takahashi.

2016年10月28日(金曜日)

ただいま、斎藤清美術館では、秋の企画展「TRAVEL 旅する斎藤清」開催中です。
斎藤清という旅人の眼差しは、京都、アメリカ、メキシコ、フランスなど、見知らぬ街の中にあっても、その何気ない風景から唯一無二の「構図」を瞬時に切り取っていました。
“To Travel is To Draw.”

同時に、斎藤清美術館はいま、多彩なイベントの真っ只中でもあるんです。
先週末から、今週末10月29日(土)/30日(日)、来週末11月5日(土)/6日(日)の「週末カフェ&コーヒーイベント」では、猪苗代町の珈琲屋「JAH (ジャー)」の焙煎マイスター岡武明さんをお招きして、あなたのために美味しい a cup of coffee。
マイマグやタンブラーの持込もOKです。
運が良ければ、ストロベリー香が弾けるコーヒーに出会えるかも知れません。

また、今週末10月29日(土)/30日(日)には、版画でコースター&テーブルクロスを製作する“つくる” カフェ・プロジェクト!が開催されます。
これは、筑波大学と斎藤清美術館の共同ワークショップの第1弾。10:00 〜16:00、出入り自由です。
来週末11月5日(土)/6日(日)には、「美術館で行く!見えない旅」ワークショップが開催。旅に出たい子どもたち(年長児以上)、大人だって大歓迎、ぜひご参加ください。

でも、これだけではありません。
11月6日(日)には、2017年特別企画展「ムンク&斎藤清」展プレイベントとしまして、秋の味覚ノルウェー大試食会「サーモンフェスティバル」が開催されます。
ムンクの国ノルウェーから届いたばかりの新鮮&最高級食材をとことん食べ尽くしてください。ノルウェーサーモンだけではないんです、ノルウェー産タラバガニも必食です。
当日11月6日(日)、ご入館された先着100名様に限り、「サーモンフェスティバル」にご参加いただけます。

秋の企画展「TRAVEL 旅する斎藤清」からの作品です。

嵯峨、京都(B) 1965年 木版画

パリ、モンマルトル 1989年 木版画

ニューメキシコ 1965年 木版画

只見川 会津柳津(3) 1980年 木版画

2016年10月24日(月曜日)

ことしもカレンダーの季節です、
2017年版斎藤清オリジナルカレンダーの販売が開始されました。

大判サイズの名作カレンダーをはじめ、壁掛カレンダー、卓上カレンダーの3タイプをご用意しました。
また、専用額(別売り)もご用意しましたので、カレンダーからお気に入り斎藤清作品を剥がして(あるいは切り取って)、お部屋にディスプレイすることもできます。素敵なレプリカの誕生です。
なお、作品サイズによっては、専用額に対応できない作品もありますので、予めご了承ください。
卓上カレンダーは、絵ハガキとしても使用できます。

詳しくは、リニューアルされました斎藤清美術館公式ホームページ ONLINE SHOP をどうぞ。
www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/

斎藤清オリジナルカレンダーは、斎藤清美術館内のミュージアム・ショップでも販売しております。ショップだけのご利用も可能ですので、お気軽にお立ち寄りください。
お問い合わせは、Tel. 0241-42-3630 まで。

作品は、2017年版斎藤清オリジナルカレンダー・シリーズからピックアップしました。

春の鎌倉 光明寺 1984年 木版画

雨のミシガン 1956年 木版画

凝視(猫) 1971年 木版画

会津の冬(71) 若松 1987年 木版画

2016年10月20日(木曜日)

2016年のノーベル文学賞は、ボブ・ディラン。
1961年の冬、彼は地元のミネソタ大学を中退して、ニューヨークに移住し、グリニッジ・ビレッジのカフェなどでフォークの弾き語りを始めました。ちょうどその頃、斎藤清もニューヨークへ向かい、各地をスケッチしたり、個展などを開いていました。

1962年、ボブ・ディランは、アルバム「ボブ・ディラン」でデビュー。同じく1962年、斎藤清は、描く版画として注目され始めたコラグラフを用いて、「グリニッジ・ビレッジ」を発表しました。

グリニッジ・ビレッジは、小さいエリアですから、すべてが徒歩圏内です。ボブ・ディランと斎藤清、二人はグリニッジ・ビレッジのどこかですれ違ったかも知れない。グリニッジ・ビレッジのカフェで隣り合わせのテーブルだったかも知れない。ディランはテーブルで詩を書き、斎藤清はスケッチをしていたかも知れない。
そんな空想がほとばしった、今年のノーベル文学賞のニュースでした。まして、ディランは古典的なフォークをロックへと橋渡しをし、斎藤清も戦後日本の創作版画から現代版画への橋渡しをしたのですから。

ただいま、斎藤清美術館では、秋の企画展「TRAVEL 旅する斎藤清」展を開催中です。コラグラフ作品「グリニッジ・ビレッジ」も展示されています。お楽しみください。

そして、週末は、週替わりで、各地から焙煎マイスターをお招きして、毎回異なる味わいの珈琲をお淹れする「週末カフェ&コーヒーイベント」開催中です。
今週末22日(土)/23日(日)は、満を持して、猪苗代町の珈琲屋「JAH (ジャー)」のマイスター岡武明さんが登場。おすすめは、放牧牛のミルクで作った無塩バター入りの珈琲です。

グリニッジ・ビレッジ 1962年 コラグラフ 斎藤清美術館所蔵
Greenwich Village

2016年10月18日(火曜日)

版画家斎藤清をリスペクトする新進の日本画家、大平由香里さん。
斎藤清美術館では、今月10月1日(土)から、日本画家大平さんをお迎えして「日本画公開制作&ワークショップ」を開催しています。大平さんは、いま、この瞬間も、斎藤清作品「秋の只見川 下椿(A)」へのオマージュとして、約8メートルもの屏風制作に取り組んでいます。

大平由香里さん曰く、「すでに完成した作品ではなく、制作途中にある作品をお見せするという機会はそうそうないと思います。これから生まれようとしている作品がどうなっていくのか、動き続ける画面をたくさんの方々に見ていただけたらと思っています。」
「制作期間が限られていますので、1日、1日がとても尊く感じます。そして、とても贅沢な時間、空間だなと毎日思っています。」

斎藤清美術館を訪れた方々は、大平さんの公開制作、情熱的なライブ・パフォーマンスを目の当たりにして、感動したり、話しかけたり、質問をしたり、いわば即興のギャラリートークも楽しんでいます。

そして、いよいよ、今週末22日(土)午後3時から、その作品の完成を祝しまして、大平由香里作品お披露目会トークイベントが開催されます。秋の企画展「TRAVEL 旅する斎藤清」展を観覧しながら、ぜひご参加ください。イベント参加は無料です。

斎藤清美術館では、来月11月6日(日)まで、さまざまなイベントが目白押しです。大平さんは、公開制作の合間に、近くの保育園の子供たちといっしょに「コラグラフ体験ワークショップ」なども開催しました。子供たちから、「絵の具のお姉さん」と呼ばれたことがとても嬉しかったようで。。。

★フォトは、公開制作中の大平由香里さん。

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