企画展のご案内
過去の企画展
「木目・百変化!」※5月23日(土)より開催!
2020年5月23日(土)ー2020年9月13日(日)
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※新型コロナウィルス感染症拡散防止のため、
当初4月25日(土)から開催のところ、
5月23日(土)~9月13日(日)の会期となりました。
創意工夫に満ち溢れる作品で、
現代版画史にひときわユニークな軌跡を残す画家、斎藤清。
シンプルなかたちと構図を追求する一方、
版材のマチエールがもたらす豊かな表情に着目し、
唯一無二の斬新なイメージを生み出し続けました。
中でも特徴的なのが木目による表現。
木肌の美しいタモやセンを用い、
動物の毛並みや水流、
さらには描かれた人物の内なる感情まで自在に描き出します。
卓越したセンスと技術によって、
画家が木目に込めた、美しきたくらみ。
ぜひあなたの眼で見極めて。
過去の企画展
「LIFE(ライフ) Saito Kiyoshi 1907→1997 Season2」
2019年12月7日(土)ー2020年4月19日(日)
過去の企画展
SUMI 斎藤清の墨画展
2019年9月21日(土)~12月1日(日)
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濃淡、にじみ、ぼかし、かすれ。
含ませる水の割合、使用する筆や紙の性質、温度や湿度により、
墨は、無限の色味を帯びます。
「墨に五彩あり」
その変幻自在の表現力に、数多の芸術家が魅了されてきました。
現代日本版画を代表する画家 斎藤清も墨に魅せられた画家の一人。
「版画が出来なくなったときの、進むべき方向を感じ取った」と言い、
晩年にいたるまで意欲的に制作し続けました。
驚くべきは、その手法を独学で獲得したこと。
「墨は七色。工夫して薄めながら重ねていって、この柔らかさを出していく」
異国の風景、降り積もる雪、ほんわかした表情の中に凄みを潜ませた石仏や羅漢たち。
版画はもちろん、他の水墨画や日本画とも一線を画する、
「斎藤清の墨画」
唯一無二の世界をお楽しみください。
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過去の企画展
「LIFE(ライフ) Saito Kiyoshi 1907→1997 Season1」
6月29日(土)ー9月16日(月・祝)
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「戦後最も愛された版画家」と称された斎藤清。
その道のりは、独学からはじまりました。
描くことが生きるエネルギーだった青年時代。
挫折の中で出会ったゴーギャン、ムンクら西欧近代絵画の巨匠たちとの出会い。
そして戦後欧米での高い評価と人気。
一方、画家の中では次第に自作への懐疑が膨らんでいきます。
ついにはアトリエに入ることさえできなくなった時、
手に取ったのは、若い頃のヌードクロッキーでした。
そこにスランプ脱出の糸口が-
努力と挑戦、成功と苦悩、発見と回帰。
様々な葛藤を乗り越えて、唯一無二のイメージ形成へといたる
不断の軌跡を、Ⅰ期・Ⅱ期にわけてたどります。