フェイスブック・アーカイブ

斎藤清のふだん着のライフスタイル、斎藤清のクリエイティビティ、斎藤清美術館の企画展ニュース、ニュー美術館への実験的こころみ、斎藤清の町やないづ、アート・リラクゼーションの町やないづなど、こうした多彩な情報を斎藤清作品を通して発信して行こうと、斎藤清美術館公式フェイスブックはスタートしました。
第1回目は、2014年9月17日(水曜日)でした。

「フェイスブック・アーカイブ」では、スタート時から現在までの投稿テキストの中から、アクセス数の多かったコンテンツを中心にピックアップしてアーカイブとしました。
まとめて読んでみると、当時のことが手に取るように思い出され、ここから新たな夢、新たな企画が立ち上がってくるようです。
(一部、加筆修正しました)

2018年12月2日(日曜日)

首都圏の皆さま、こんにちは。会津の斎藤清美術館です。
ことしも、昨年に引き続き、東京渋谷ヒカリエ8階 8/CUBにて特別企画展を開催します。
12月4日(火)〜12月16日(日)まで、入場無料です。

ことしは、世界でも指折りの現代美術蒐集家、ノーマン・トールマン氏の「ザ・トールマン コレクション」展です。
HIKARIE 8/CUBEに、斎藤清をはじめ、棟方志功、恩地孝四郎、篠田桃紅、浜田陽三など、世界のアートシーンに重要な足跡を残したアーティストの珠玉作品が一堂に会します。

1967年、当時アメリカ外交官だったトールマン氏は、研修で出向いたニューヨークの画廊でたまたま見かけた斎藤清の一枚の版画作品「ハニワ」に心を奪われ、魅せられ、研修中にもかかわらず、心ここに在らずの状態に──。
ここから、トールマン氏の壮大なコレクター人生がはじまりました。

会場では、展示作品以外の、トールマン・ギャラリーの小作品販売会も同時開催します。
何かと楽しいことしの企画展です、お気軽にどうぞ。

2018年11月29日(木曜日)

お待たせしました。

12月1日(日)から、会津の斎藤清美術館では、会津の冬〜白からはじまる「ふぶく日のシルエット」展が開催されます。
いままでの会津の冬とは,ひと味違った企画展と言えるかもしれません。
親しんできた会津の冬の中に、新たな発見、新たな驚きを見出すことができるかもしれません。
斎藤清は、決して、郷愁をモチーフに、会津の冬を描いたのではなく。
「ふぶく日のシルエット」というフレーズからして、いままでの企画展とは趣を異にするようで。。。
心を空っぽにして、もう一度、「会津の冬」と向き合ってはいかがでしょうか。
ご来館、お待ちしております。

そして、もうひとつ、東京渋谷ヒカリエでは,斎藤清の一作品からはじまったトールマン氏のコレクション人生 -「ザ・トールマン コレクション」展特別バージョンが開催されます。
12月4日(火)〜12月16日(日)まで、HIKARIE 8/CUBEにて。
入場無料です、首都圏の方はお見逃しなく。

2018年11月21日(水曜日)

棟方志功、恩地孝四郎、篠田桃紅、関根美夫など、世界のアートシーンに重要な足跡を残したアーティスト20名の珠玉作品が一堂に──。会津の斎藤清美術館では「ザ・トールマン コレクション」展、開催中です。
ここには、地元会津若松の長谷川雄一、新潟の木村希八の作品もコレクション展示され、多くの方々の注目を集めています。

長谷川雄一は、斎藤清推薦の画家でした。
トールマン氏自身も、以前から長谷川雄一作品の独創性や美しさに惹かれており、斎藤清のアドバイスもあって会津の彼のアトリエへ赴き、そこで一層の感銘を受けたとのことです。長谷川雄一の最初の個展を企画したのも、トールマン氏でした。

木村希八は、数多の著名な芸術家の中でも、リトグラフとエッチングの名手でした。
木村自身、芸術家であることを強く自認していましたが、トールマン氏同様、日本版画のコレクターでもあり、374点にも及ぶ版画作品は新潟市美術館をはじめ、各地の美術館に寄贈しました。

斎藤清の一作品からはじまった、トールマン氏のコレクター人生「ザ・トールマン コレクション」展は、11月25日(日)まで。
残すところ、あと5日間です。

2018年10月31日(水曜日)

ただいま、会津の斎藤清美術館では、棟方志功、恩地孝四郎、篠田桃紅など、世界のアートシーンに重要な足跡を残したアーティスト20名の珠玉作品が一堂に会した特別企画展「ザ・トールマン コレクション」展、開催中です。11月25日(日)まで。

同時に、新進気鋭の日本画家 川合南菜子さんの作品展示もはじまりました。
これは、斎藤清美術館のレギュラー・イベントのひとつ、公開制作「アート・イン・レジデンス」から誕生した作品です。
「アート・イン・レジデンス」は、ことしで第3回目、今回は東北芸術工科大学卒、現在喜多方在住の日本画家 川合南菜子さんに公開制作をお願いしました。
川合さんは、「完成した作品ではなく、制作途中にある作品を進行形でお見せするという試みは、やはり緊張します」、と。

川合さんは、近年、鳥瞰図形式で作品を手がけ、今回は柳津スケッチ&リサーチを重ねながら、柳津の現代版鳥瞰図を完成させました。
川合さんの目に、斎藤清の町柳津の風景はどのように映ったのでしょうか?
作品「現代版柳津町鳥瞰図」を通して、斎藤清の視点とは違った柳津をお楽しみください。

2018年10月25日(木曜日)

斎藤清の一枚の版画作品「ハニワ」からはじまった、トールマン氏のコレクター人生「ザ・トールマン コレクション」展。ただいま、会津の斎藤清美術館で開催中です。

先週、先々週と、「ザ・トールマン コレクション」のギャラリースタッフによるアート・カレッジが開催され、とても素敵なトークでしたので、その一部をご紹介します。

「海外の人たちは、作家の知名度に左右されず、自分の好きな絵にとても自信を持っている。こうした風潮が日本にも根付いたら、美術館やギャラリーはもっと身近な存在になるかもしれませんね」。

「海外の人は、版画を買った時、箱は要らないと言います。好きな絵だけ持って帰って、そのまま自宅に飾って、ホームパーティなどをするんです。版画の持つカジュアル性に見合った接し方をしています」。

「版画はリーズナブルですから、コレクションしやすいですね。トールマン氏も、最初は一枚の版画からコレクションを始めたんですから」。

「日本版画は、日本より、海外での評価の方がずっと高い。こんなに素晴らしいのに、日本人にはなかなか伝わらない。理解されていない。もったいないです」。

「トールマン氏にとって、美術館に作品を寄贈するというのは、海外に日本の現代版画の良さを植え付けることなんです。新たな日本の文化を広めたいんです」。

斎藤清美術館の「ザ・トールマン コレクション」展は、12月4日(火)から東京渋谷ヒカリエでも開催され、その後はアメリカの美術館へ収蔵されますので、日本では最初で最後の展示会となります。お見逃しなく。

●10月27日(土)、14:00〜、「ギャラリーツアー」ザ・トールマン コレクションの魅力に迫る!を開催。聴講無料です。

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