一家に一枚プロジェクト

アートを身近に

斎藤清美術館友の会により行われた、学生作家による版画作品のオークション展示です。
私たちは日頃、美術館で「美術」と出会います。
その時、美術の持つ力に触れ、癒され、刺激を受け、感動します。
それは、限られた時間、限られた場所で感じられる特別なものです。
そのため、美術は、崇高で不可侵な、格式高いものだと思ってしまいがちです。
しかし歴史を振り返ってみれば、かつて斎藤清の作品が、柳津町民をはじめとした多くの会津人の手に渡り、今もなお家庭を彩っているように、各地の美術館に展示されている作品にも、人の手の中にあり、関係性を結んできた過去があります。
この「一家に一枚プロジェクト」では、そんな美術と人が結ぶ、自由で豊かな関係性を思い出すために、美術館という場所で、学生作家の版画作品に触れていただきたいと考え企画したものです。
日本大学芸術学部、そして筑波大学芸術専門学群の版画家を目指す学生により多数の作品が出展され、多くの来館者の手に渡り、アートを日常に浸透させることができました。

【一家に一枚プロジェクト2020】16点の作品応募があり、49件の入札が入ったのち、14点の作品が落札された。
会期:2020年10月19日〜11月29日 場所:斎藤清美術館アートテラス
【一家に一枚プロジェクト2021】23点の応募があり、61件の入札が入ったのち、20点の作品が落札された。
会期:2021年10月26日〜11月28日 場所:斎藤清美術館アートテラス

主催:斎藤清美術館友の会 
共催:やないづ町立斎藤清美術館 
協力:日本大学芸術学部/筑波大学芸術専門学群

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