来月７日（土）から、秋季企画展「絵の中にしかない、風景」、開催。

普段、美術館などで美しい作品と接するとき、
あまり意識することはないかもしれませんが、
絵画には、「記録」「記憶」という重要な側面があります。
歴史を顧みれば、むしろ、そちらの役目を担わされていた時期の方が長い。
そして、写真や映像などの記録媒体が発達し続ける現代においても、
そうした役割を果たし続けている絵画があります。
例えば、斎藤清の、会津を描いた作品。
それらの中には、もはや現実には存在しない風物を留めているものが少なくありません。

今なお、多くの人々を惹きつけてやまない、斎藤清の会津の風景画。
ちょっと変わった視点から紹介する展覧会です。

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